スタッフブログ

皆さんこんにちは！
株式会社エコスペースの今吉です。

思い出を残す。

人は、忘れてしまう生き物。
どんなに記憶力のある人でも
人間である限り限界がある。

10年前のあの日あの時のあの瞬間を
事細かに覚えている人なんていない。
でも、経験した記憶は、実はちゃんと
頭の片隅に残っているなんてことがある。

それは、写真を見たときに起こる。
10年前のあの時のあの瞬間を撮った写真を
見ただけで、その日の記憶が微かに思い出される。
もちろん事細かに鮮明に思い出されるわけではない

でも、少しずつ。
確実に記憶が戻ってくる。


走馬灯。
そう、見ることもないだろう。
私はまだ見たことがない。
死ぬ瞬間に今までの記憶が一気に思い出される。
人間は、自分の危険な状況なときに
これまでの記憶の中から最善の策がないかを自動的に
探しているとされている。



人は、経験を重ねて大きくなる。
経験した数が多ければ多いほど
器の大きな人間になるだろう。

でも、その経験はいつの間にか記憶の中から
消えてしまうなんてこともあるだろう。


だからと言うわけではないが
写真という現代にもある画期的な機能を利用して
いつまでも大切な記憶を思い出し繰り返すことは
重要なのではないかと思った


私の携帯の写真フォルダーは、現在１２.０００枚の写真が保存されている。

これまで写真なんて・・・
そう思い生きてきた！
そう思いながらも、なんとなく撮っていた写真が
以前６.０００枚ほどあった。
それをいらない記憶だと考えた私は全て削除したことがある。

それが原因なのかどうかはわからないが・・・
私は、学生時代の記憶が全く思い出せない。

久しぶりに会ったクラスメイトに
その頃の話を聞いても全く思い出すことができないことばかり。
人生の中で、本当に短い学生時代。
その頃に培われたもので私は生きているはず！だ・・・

他の人だってそうだろう。
確実にその頃に考え、悩んで、勇気を振り絞ったことが
今の人生の支えになっているはずだ。
なんでもない記憶かもしれない。
でも、自分の人生の記憶。
それでも簡単に忘れてしまう記憶。

はかないものだからこそ、大切にしないといけない

きっとその記憶が無駄になることなんて絶対ないと思うから。


そう思いたち、できるだけ写真を撮り
残すことを心がけるようにしている



今吉も、ちょっと大人になり、
家づくりに携われている。

家を建てる期間は、ほんのわずか。
きっとその期間の記憶は、いつの日かは
全く思い出せなくなるかもしれない。

でも、人生に関わるとんでもなく重要なイベントだ。
その大切な期間をいつまでも覚えていて
受け継いでいてもらいたいなぁ

だからこそ、エコスペースにご縁をいただいた皆さんに
その思い出を持ち帰ることのできる
いつまでも残すことのできる
特別な贈り物を準備できたらいいな


私もいつかは、その贈り物を眺めて・・・
ニヤニヤする日がくるのだろうニヤニヤ


それでは！


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鹿児島の工務店　株式会社エコスペースの今吉でした。