リフォーム施工例
鹿児島市:自宅納骨のための内装工事
お客様のご要望
急逝した奥様、お仏壇の下(地袋)に納骨をしたいので、奥様の好きな色あいで内装を提案して欲しい。
施工のポイント
襖を観音開きの扉に変えて、床は畳敷でご提案しました。
何度か工事を依頼された方が急逝されました。
とても明るくお元気な奥様で、お会いするたびに美味しいお茶を戴き、とても仲良くさせていただいていたので、
その一報は信じがたいもので、とてもつらく哀しいものでした。
それからしばらく経ち、ご主人と娘さんから
「自宅のお仏壇に納骨したいのだけど、どうしたら良いか?」
とのご相談。
施工前の仏壇下地袋
壁面はボード下地のまま、床はベニヤ板、引き違い襖
「妻が好きだった色は、紫やピンク、妻のような明るい雰囲気にして欲しい」
床材を張るには施工が難しい狭いスペース、クッションフロアなどのビニル製品を使用すれば湿気が溜まる。。。
悩んだ末に、畳敷と観音開きの造作扉をご提案しました。
扉は、仏間に合うデザインで造作、扉を付けることで引き出しにくくなる上部の引出にも引手を追加
淡い紫の花柄のクロスを張り、畳は厚みを最小限にオーダーしました。
(お母さん、気に入ってくれたかなぁ?)